BlueVancouver- アラサー エンジニア転職@カナダ

現在アラサーの駆け出しエンジニア。[文系学部卒]にも関わらず26歳の時にSoftware Engineerになる事を決意。東京の外資系コンサル会社を26歳で退職し、カナダでのコンピュータサイエンスの大学に理転しました。(業務未経験) & (アラサーからの理転) & (いきなりカナダ) ですが、日本人としてもっと多様なキャリアがあってもいいと思い、情報共有しております。Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCpa0EIrdETaR2gunXDEz-7A

カナダの大手tech企業で働くのに有名校も大学院も必要なかった話(個人的感想)

 

自分はこのブログを自分の思考の整理としても書いているため、今回もあくまでも個人的な感想になります。

北米でsoftware Engineerとして働き出すには、主に二段階あります。

1.面接をゲットするステージ(=Resume Screening)

2.面接で良い結果をだし、内定をもらうステージ(=Passing the Interview)

 

今まで自分は北米でSoftware Engineerとして働くなら、大企業のresume screenが難しいことは知っていました。1つのpositionに対し何百人のapplyがあることをlinked in を通じて知りました。自分はカナダではJunior positionで就職を考えているため、同じpositionには学部卒、大学院卒、博士、社会人1~2年の色々な人の中でresumeを見てもらうには有名校の学部を出るか、マスター or PhDに行っている必要があると当時は考えていました。

これは、個人的感想ですが、確率をあげるならやはりそれは正しいと思いました。job descriptionにはマスター卒の場合、尚望ましい。というような記述をちらほら見かけたからです。ですが、自分はまだマスターには進んでおらず、一旦は就職を考えていたので、持っているカードで戦うことを決めました

大学も本音を言えばやはり米国かカナダの有名校に通いたかったところですが、高い学費を払う余裕がなく(全て自分の貯金で学費、生活費等賄っていた為)、有名校にも自分は行っておりませんでした。

本音としては有名校、または修士というステータスで北米就職を戦いたかったところですが、ないものを願っても仕方ないので、自分の持っているカードで戦うことにしました。

結果として、大企業のインターンに選んでいただいたので、今となってはSoftware Engineerとして働くのなら、有名校も大学院も必要なかったのか。と感じました。

もちろん、研究よりのSoftware Developerの仕事は高学歴が求められると思うので、自分はこういう土俵では勝負せず、BackendやDevOps系の土俵を選びました。実際、上司やjunior engineerの経歴を知ると、意外と聞いたことのない大学やロシア、ウクライナ、インドなどからそのままカナダ企業に働き出す人もいたので、自信のスキルに自信を持って仕事を頑張ればいいだけの話でした。

resume screenで感じたことはまたどこかで記録しようと思います。

 

あとは、学歴を気にしていた過去の自分に言えるとしたら次の2つです。

1. 北米のエンジニアは現場経験を積めば積むほど評価され面接にも呼ばれやすいと感じたので、もし仮に卒業後すぐに大企業で働けないとしても、1社、2社ほど経験を挟んでから大企業に挑戦すればいいと思います。自分はカナダで1社、start upで8ヶ月間の経験を積んでから、面接してもらう機会が大分増えました。

2.卒業後時間が経てば立つほど、学歴の価値が自分のresumeで占める割合は減っていくこと。大学卒業して5,6年も経てばおそらく人事が見るのは直近の1,2社でどのような経験を積んできたのかと、どのskillがあるかです。自分の学歴がresume screenで見られる割合は転職のたびに減っていくと思います。

 

総じて、自分は学歴や経歴で弱腰になるところがよくないので、やっぱり気にしすぎだと思いました。もちろん今でもCSでマスターを取るところまでは考えていますが、別にマスターを取る前に大企業に挑戦すればいいと思います。面接をもらったらあとはどれだけalgorithm & data stuructureやsystem designの練習を積んできたかなので、面接のチャンスをもらってはそういう些細なことは考えないようにしてきました。働くうちに自分のこういう悪い思考も治れば良いな。。。

 

最後に、関連した話で元陸上オリンピック選手の為末 選手が今の自分の価値観を大きく作ってくれたこの動画に感謝したいと思います。

この動画内で、為末さんは「100mを日本人が10秒きれない壁が以前ありましたが、限界という壁は実はなくて、その壁は2進数の世界だと存在しないものになります。」という発言にはっとしました。「僕たちは実はほとんどの時間を幻を行きているのではないか。」これが今の自分を支えてくれます。自分も、自分の勝手な限界を設定せずに、思い切ってこれからも頑張っていきたいと思います。

 

www.youtube.com